スリランカでは、多くの葉物類が市場にならぶ。
葉物類だけを売ってる露店もあるくらい。
カラピンチャ(カレーリーフ)
ランペ(パンダンリーフ)
カトゥルムルンガ
ゴトゥコラ
などなど…
日本では聞かない名前の葉物がならぶ。
それぞれの葉物には効能があるため、体調に合わせて使い分けるのも、アンマがつくる家庭料理の特徴。
たとえば、カトゥルムルンガは、身体を冷やしてくれるとされている。
うちのオットは、口内炎や胃炎を起こしやすいため、この【炎】の火消しに私はよく使う。
苦味が少しあり鉄分も豊富。
クリームパスタに使うとミルクと相まって身体を冷やしてくれる。
ゴトゥコラ(和名では、ツボ草と呼ばれる)は、日本人でも馴染みの三つ葉☘️にそっくりの風味。
スリランカ現地の日本食レストランでも、親子丼の上にのってるのは、まちがいなくコレ。
私は、特にゴトゥコラを生で食べるのが好きなため、玉ねぎとみじん切りにしてココナッツを削ったものとライム、塩コショウで味付けして❝ゴトゥコラサンボル❞にする。
カレーの副菜として大活躍だ。
ちなみにゴトゥコラは、痰や鼻水などを和らげる効能があるため、アーユルヴェーダでいうカパ(Kapha)が過剰に上昇したときにオススメ。
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アーユルヴェーダの話については、また別の機会に…💦
とりあえず、スリランカでは、Food(食べ物)=medicine(薬)という考えが古くからあり、これはスリランカが昔からナチュラルヒーリングシステムと呼ばれるアーユルヴェーダとともに生きてきた証。
まさに歴史に勝るものなし!