私が仕事で占星術師と過ごす時間は、特に自分にとって❝発見❞の日々だったように思う。
スリランカに移住して、いろんな人々を見てきた。
そして、この国で過ごす時間で少しずつ変化したこと。
それは、ヒトの一生とは、平等ではないこと。
ただ、それは誰の仕業でもなく、その人が産まれてきた星のさだめであること。
私の知る占星術師は、
❝現世で我々は魂の勉強をしている❞
とよく言っていた。
前世での過ちを現世で償い、学ぶ。
現世における苦は、決して自分のせいだけではないのだ。
宇宙は我々に使命(現世での試練)を与えているのだから、ヒトの一生とは、幸せばかりではないということ。
それでも、
❝苦があるからこそ、ヒトの魂は磨かれていき、その魂は来世をまた生き続ける❞
のだ。