Ayurveda(アーユルヴェーダ)って⁈③
アーユルヴェーダはインドを起源にもつが、インドからスリランカにこの医学が
もたらされる前、この地にはある医学が存在していた。
それが
❝Helavedakama(ヘラヴェダカマ)❞
インドから伝来したアーユルヴェーダはこの土着医療ヘラヴェダカマと融合し、スリランカ独自のアーユルヴェーダに発展していったとされている。
そのため、インドのアーユルヴェーダと比べられることも。。。
スリランカアーユルヴェーダの大きな特徴は、緑豊かな気候風土により、薬となるハーブが豊富にとれ、フレッシュなハーブを使ったオイルや薬が多いこと。
また、ヘラヴェダカマと融合したことで、よりスピリチャルな面もあるように思う。
もともとヘラヴェダカマは、一子相伝の医学であり、この医学を扱うものは僧であり、医師であり、さらには占星術師であった。
ヘラヴェダカマのドクターは、患者の星まわりを読むことで、その患者に最適な治療の日時や薬のハーブを採取する方角までも決めていたとされている。
また、魔法のレシピと呼ばれるものが存在するらしく(私も話だけで実際見たことはないが。。。)、呪文を唱えながら、ハーブを配合して患者それぞれに合った薬を独自に作るらしい。
私の知る唯一のヘラヴェダカマドクターもまた、ドクターであり占星術師だ。
その知識は代々受け継がれてきたものらしく、すべての答えは宇宙にあるのだとそのドクターはよく言っていた。
ここまで聞くと、なんか怪しいとか、そんな風に思えてしまうのだが、その場で聞く彼の話に冗談やウソ偽りはない。
そこにあるのは、ただ伝統の医学を継承し、人々のために役立てなければと願う純粋な魂だけが存在するように思う。