スリランカの占星術については、わりとこのブログ内でも話題になっていたので、今更でもないが、ちょっと詳しく書いてみようと思います。。。(笑)
スリランカにおいて占星術はアーユルヴェーダ同様、生活に密着しており、人生のイベントには欠かすことができない。(これについては、以前書いた結婚式の話を思い出してください…)
それゆえ、占星術師はあふれているが、私が知る占星術師は、ヘラヴェダカマの伝統を継ぐ、占星術師だ。
彼の星読みは、計9つのプラネットを使う。
人によってさまざまだが、12のプラネットを使う占星術師もいるようだ。
占星術とは、ヒトの生まれたその時刻におけるプラネットの位置によってそのヒトの人生を読み解くというもの。
簡単にいえば、ヒトの一生は生まれたその時に決まってしまっているということ。
これを聞くとたいていの人は、運命は変えられるとか・・・反発するだろうが、私は小さい頃からヒトには、この世に生まれてきた使命があると信じてきた。
その使命を全うするために、この現世に産み堕とされたのだと。
だから、スリランカに移住して、この理論を聞いたとき、すんなりと受け入れられた。
この考えを肯定的に考えるのに、❝仏教❞の理論は必要不可欠だと思う。
ヒトが一生を終えたとき、その魂は肉体を離れ、魂が離れた肉体は朽ちて土に還ろうとも、その魂は別の新たな肉体に宿るという輪廻転生。
これは、ご存じの通り仏教の考え方なのだが、不思議なことに、アーユルヴェーダ、ヨガや占星術もこの道理はみな共通しているように感じる。