スリランカには、アーユルヴェーダと呼ばれる代替医療がある。
アーユルヴェーダの歴史は長く、WHOにより世界で最も古い3大医療のひとつに数えられており、歴史を遡ると約5000年前のインドが起源とされている。
未だにこの知識がどのようにこの地球上にもたらされたかは、定かではないが、神からの贈り物なんて言われることもある。
そんなミステリアスなアーユルヴェーダとの出会いは、オットと結婚しスリランカに移住してから。
もちろん、オットと初めて出会ったスリランカ一人旅で、スパ感覚でアーユルヴェーダのトリートメントは受けたことはあったが、深い知識もなく、ただのいち観光客として、数時間の体験的なものだった。
そんな私が移住後数か月、仕事の関係でアーユルヴェーダを深く学ぶチャンスを得たのだ。
私の仕事はアーユルヴェーダドクターと日本人観光客との通訳と滞在中のお世話係。
ゲストリレーションマネージャーなんて言われてたけど、そんな品格のある仕事じゃない。。。笑
はじめは、まったくのド素人の私が毎日ドクターとの会話や日々の業務で、この医療の奥深い部分に踏み込めたのは、まさに現地で感じる何かがあったからでは、、、と今になって思う。
インターネット社会で世界のどこでも学ぶことができるようになった現在。
日本でもアーユルヴェーダのレッスンやスパがたくさん存在するのも事実。
しかし、ナチュラルヒーリングと呼ばれるこの医療は、このスリランカの地で長い年月をかけて発展してきた歴史があるからこそ、この土地を訪れ、風を感じ、鳥の声をきき、自然の呼吸を感じて、学ぶべきだと感じる。
かならずそこには、先進国にはない、『なにか』がある。