こうして移住わずか10日で結婚+入籍を嵐のように済ませた。 次の私のミッションは、 ①VISAの変更 ②日本の私の戸籍上も結婚したことにすること ちなみに①は入国管理局でできる。 翌日向かったのはいいが、ここで重大な事実に驚愕...( ゚Д゚) 当初私はスリラ…
そんなこんなで、結婚式はおわった。 眠気と疲れ、空腹に襲われながら、家にかえる。 時刻はお昼の12時。 オットの実家には、すでにご馳走の準備がされ、テーブル中央には、ウエディングケーキが陣取っていた。 親族みんなでいただく。 さすがに夜中から、集…
最後にお坊さんにお祈りをしていただき、ピリットヌーラをいただいた。 これは、お守りのようなもので、一般的にお坊さんに、右手首につけてもらう白い紐のことだ。 たいていの仏教徒のスリランカ人は男女問わず、右手首にこの紐を大事につけている。 実際オ…
しばらくすると、サーリをきた見慣れない中年女性がきた。 どうやら、彼女が婚姻署名の立会人のようだ。 スリランカでは彼女のような人のことを❝レジスター(register)❞と呼ぶらしく、一般的には教会の神父さん的な存在なのだろうか。 彼女の署名がはいるこ…
少しすると大きなバックをもった背の高いスラっとしたスリランカ男性があらわれた。 オットと何やら仲良さそうに話している。 その男性は、オットの友人のカメラマンだった。 挨拶もそこそこに、weddingの写真撮影開始。 weddingの写真もお寺とは、さすが、…
朝7時。 装飾された車で、コロンボ市内にはいる。 通勤ラッシュで道路は渋滞。 それでも何とか到着し、車をおりる。 ん⁈ ここは…? 結婚式を挙げるお寺の近くにある、これまた有名なお寺だ。 スリランカの有名な建築家バワ氏が手掛けた湖に浮かぶお寺 ❝シー…
そうこうしているうちに3番目の姉によばれて玄関に。 アンマが水をいれたグラスを持っている。 3番目の姉に促されるようにアンマに水を飲ませてもらう。 本当は新婦の母親がする風習なのだが、結婚式に私の両親を含め、家族は欠席。 代わりにオットの母親(…
ヘアアレンジも着付けも終わると、外はもう明るくなっていた。 明け方のせいか、涼しいので、汗の心配もない。 時刻は朝6時ころ。 3番目の姉に 『今のうちに朝ごはんを食べなさい』 といわれ、テーブルにならんだスリランカ伝統料理に手をつける。 お祝い事…
『ピピピピ…。』 アラームとともに目覚める。 ちょうど夜中2時。 当然、外はまだ真っ暗。 起きてみてびっくり! リビングやキッチンがすでに慌ただしい。 完全に乗り遅れた。。。汗 さっさと顔を洗い、歯を磨く。 すでにお兄さんの奥さんと奥さんのお母さん…
ついに明日は結婚式。 スリランカにきてから、わずか10日後。。。(笑) こんな最速結婚式もなかなか面白い…。 アンマが 『明日は朝早いから、早く寝なさい!』 すかさず、オットに 『どういうこと???』 なんと、明日の結婚式の準備は、夜が明ける前から始…
結婚式当日まであと2日。 今日は、オットの衣装探し。 (こんなギリギリで探す人も珍しい。。。)(笑) オットの車で3番目の姉の旦那さんと3人でレンタル衣装のお店にいく。 お店はコロンボ郊外。 6畳ほどの小さなお店。 オットはジャケット、ベスト、スラッ…
指輪のつぎに向かったは、数軒先の靴屋さん。 私が結婚式当日に履くサンダル探しだ。 サーリが白だからもちろん白のサンダル。 しかも、ゴージャスでビーズのついたもの。。。 …たくさんある…が、どれもヒールが高い。 腰痛持ちの私には履けない。。。(笑) 1…
結婚式当日まであと3日。 (驚くべきことに、オットはこの日まで仕事で留守にしていた。。。( ゚Д゚)) 今日はやっと帰ってきたオットと結婚指輪を買いに行く。 お店にむかう道中、3番目の姉と子供、そして、お兄さんの奥さんのお母さんをピックアップ。 あと…
その日の夕方はウェディングケーキ探し。 アンマと3番目の姉と家の近くにある ❝P&S❞ という、パントリーカフェにいった。 この❝P&S❞はスリランカではよく見かける安い大衆カフェ的存在。 ネスカフェコーヒーやMilo(日本ではミロと呼ばれるが、海外ではな…
ついに、結婚する日がきまった。 …とはいえ、あと1週間もない…(笑) 本当に準備できるのだろうか…。 日本だったら、何か月もかけて、準備するんだろうな…。 この唐突な感じがウケる。 スリランカらしい。。。(笑) 翌日アンマとテイラーショップで手直ししても…
数日後、アンマと再び、お寺にむかった。 この前と同じお坊さんがいた。 アンマと話をし、最後に何やら紙をもらって帰ってきた。 夕方になると、オットが帰ってきてアンマから【あの紙】をもらっている。 『結婚する日は3月28日になったよ』 突然だった。 ん…
入り口でサンダルを脱ぐ。 スリランカではお寺の入り口で履物を脱がなければならない。 外で素足で歩くことに普段なれていないので、痛い…の一言。 我慢…(>_<) お寺の中にある建物に入る。 しばらくすると、袈裟をきたお坊さんがやってきた。 アンマが何やら…
その日の夕方、アンマが 『お寺に行くからついてきなさい。』 という。 1番上の姉と3人ででかける。 家から出て少し歩くとアンマがトゥクトゥク(三輪の車)を停めた。 やった~ と心から感謝。 スリランカではトゥクトゥクは庶民の足だ。 とはいえ、観光客…
ショップとは名ばかりで、そこは普通の家だった。中から中年の女性がでてきて、アンマの知り合いなのか、仲良さそうに話している。早速、採寸のため、着替える。道中、強烈な暑さにくわえ、かなりの距離を歩いたためか、汗がとまらない…。部屋にはミシンが1…
移住翌日、アンマ(←お母さん)によばれて、部屋にはいると、そこには真っ白いサーリが。 スリランカ伝統の結婚衣装だ。 ちなみにスリランカには2種類のサーリの着方がある。 ひとつは、一枚の布を身体に巻きつけるインディアンサーリ。 これは、インドから…
移住当初の急務は、【結婚】だった。 私が当初スリランカに入国したVISAは観光VISA。 何もしなければ一か月でVISA切れだ。 早く結婚して、結婚VISAに変更しなければ…と焦っていた。。。 (…が、結局のところ、結婚VISAは結婚後6か月間のスリランカ滞在後、発…
移住当初、私の最大の敵は 【蚊】 朝から晩までひっきりなしに刺されまくった。 一応、日本からキンカンを持参していたが、かゆみと腫れは予想以上…。 もともと、日本でも蚊に刺されやすい体質だった。 ただ、人生でこれほどまでに蚊に刺されたのは、この時…
オットの家はごく一般的なスリランカの家庭。 …とはいえ、ここは先進国ではない。 …となると、たいていの想像はつく。 スリランカの家は、ざっくり言って、外と中の境があまりない。 というと、語弊があるかもしれないが、玄関から【うちにあがる】というよ…
オットと2人、車でオットの実家にむかった。 時刻は21時ちかく。オットの実家はコロンボ郊外にある一軒家。 以前遊びにきたことはあるが、 まさか… ここに住むことになろうとは。。。 同居家族は両親と姉弟の5人。 もちろん、姉も弟も成人している。 スリラ…
ここまでかな~り長くなってしまったが、この旅がオットとの初めの出会いだった。 オットの第一印象は、日本人以上に真面目で一生懸命な人。 好印象だったが、最初は、恋愛対象ではなかった。 だが、6日間旅をともにするうち、距離が縮まり、連絡先を交換し…
早速、旅行会社に連絡。 …が、返事は満員御礼。 そう。クルーズダイビングの欠点は人数制限があること。。。 こんな急にきめても空いているわけがないよね。 (;''∀'') 反省。 もともとモルディブ帰りに立ち寄ろうとしていたスリランカ。 モルディブがダメな…
ダイビングは、20代から続く趣味。 海の青さに魅せられて、潜り続けて約15年。 心が元気になりたいときは、いつも潜るようにしていた。 当時私は、このモヤモヤした気持ちを一掃すべく、ダイビング旅行を計画した。 場所は前から行きたかったモルディブクル…
私とオットの出会いは、本当に不思議だ。 当時私は40歳手前で彼氏なし。 好きなサービス業界に入り、働いて5年が経とうとしていた。 成果もでていたが、次の目標がみえず、この先どうしようか、悩んでいた。 そんな時期だった。 ちょうど、このころ、結婚し…
飛行機が高度をさげた。 19時。 とうとう到着した。 immigrationを通過し、ごちゃごちゃしたduty freeショップを抜け、荷物をピックアップ。 心臓がドクドクいっている。 緊張してた。 ゲートをでる。 いた! 迎えにきてくれたのは、スリランカ人のオット。 …
両親には、感謝している。 タフな時間もあったが、18歳までちゃんと育ててくれた。 2000年春 実家をでる私に父が手紙をくれた。 そこには、 『よく、今まで頑張った。』 つらい過去が一気に救われた気分だった。 この手紙は今でも大切にとってある。 初めて…